【映画】(500)日のサマー 感想

(500)日のサマー(2009年、アメリカ)
監督:マーク・ウェブ
脚本:スコット・ノイスタッター
出演:ジョゼフ・ゴードン=レヴィット、ズーイー・デシャネル

かなり観たり読んだりした作品がたまってきたので、そろそろ書いていかないと……ということで、まずこれ。ひそかに評判だったので、観てみました。

簡単に言うと、ビッチの虜になってしまった男の話です。
「いやー、わかるぜオイ、わかるぜトム!」と何度も心の中で叫びながら、そして頷きながら観ていました。ああいう女に惹かれる気持ち、すごくよくわかるなぁと。容姿の美醜にかかわらず、ああいった発言や発想のおもしろさを持ったひとって、なんだかグッと来るよなぁ。

なんでしょうね、意外性がそうさせるのでしょうか。
例えば(ちょっとネタバレ入りますけど)、ペンはあるけど紙がない。そんなときにじぶんの腕を差し出して「書いて。タトゥーみたいに」なんて言うひとがどこにいましょうか。

それと、気持ちの高揚をあらわすために、ミュージカル風にえがかれたシーンがあるのですが、それもピタっとはまる感じでした。あれはいい。

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サントラもよかった。すぅーっと入ってくるBGMでした。
総じて、評判通りの良作だったと思いました。あ、ライターや、建築系に興味があるひとなら、より良いかも。オススメです!

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